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福岡空港とは?

福岡空港の概要

福岡空港(ふくおかくうこう Fukuoka Airport)は、福岡県福岡市博多区大字下臼井(しもうすい)にある、国土交通大臣が設置・管理する第二種空港である。板付空港とも呼ばれる。 敷地の一角に航空自衛隊春日基地板付地区(かすがきちいたづけちく)(「飛行場地区」の名もある)、海上保安庁第七管区海上保安本部福岡航空基地(ふくおかこうくうきち)、福岡県警察航空隊、福岡市消防局航空隊、在日アメリカ軍板付飛行場を併設する。

福岡空港の歴史

  • 1944年2月 - 旧陸軍の席田(むしろだ)飛行場として建設を開始。
  • 1945年5月 - 滑走路完成。
  • 1945年10月 - 米軍板付基地として接収。
  • 1951年10月 - 民間航空の航空路(福岡-大阪-東京)が開設。
  • 1960年6月 - 日本航空、東京国際空港(羽田空港)-福岡空港(板付空港)間に深夜割引便ムーンライト号運行開始。
  • 1961年10月 - 日本航空、東京国際空港(羽田空港)-福岡空港(板付空港)間にジェット旅客機就航。
  • 1965年9月 - 国際線(福岡-釜山)が開設。
  • 1970年12月 - 運輸省への移管が決まる。
  • 1972年4月 - 米軍より大部分が返還され、第二種空港として供用を開始。
  • 1993年3月 - 福岡市地下鉄が乗り入れ。
  • 1999年5月 - 新国際線旅客ビル完成。
  • 2004年1月 - 滑走路34のILS運用開始。

福岡空港の特徴

福岡空港は中心市街地から至近距離に位置するアクセスに優れた空港として知られる。福岡市地下鉄空港線が乗り入れ、博多駅までは約5分(直線距離約2.5km、営業キロ3.3km)。福岡市の都心天神までは約11分(直線距離約4.5km、営業キロ5.8km)で結ぶ。福岡高速道路を利用すれば太宰府方面へも30分程度で行ける。

ターミナルビルは国内線第一・第二・第三、国際線の4棟、貨物ビルは国内線、国際線の2棟がある。国内線は滑走路東側、1999年5月に開業した国際線ターミナルは滑走路西側に位置し、約10分間隔で無料のシャトルバスを運行する。複数のターミナルビルを持つ空港では航空会社ごとに入居するビルが異なるのが一般的だが、福岡空港では行き先ごとに利用するターミナルビルが異なる。振り分けはターミナル・路線の節を参照のこと。

福岡空港の年間発着回数14万回(国内線12.6万回、国際線1.4万回)は、羽田、成田に次いで国内で3番目。2800m滑走路1本による運用のため、滑走路一本あたりの離着陸回数が日本で最も多い。また、2006年9月のYS-11最終退役時は、同型機が最も多く飛来する空港でもあった。

大都市圏拠点空港に次ぐ主要地域拠点空港と位置づけられ、国内路線の福岡-東京線は新千歳-東京線に次いで乗降客数が多いドル箱路線である。大阪や名古屋への便数も多く、東海道・山陽新幹線、高速バスとの熾烈なシェア争いを繰り広げる。

日本の政令指定都市の中でも東南アジア(特に韓国釜山やソウル、中国上海や北京)に最も近い土地柄と言う事もあるため、国際線もアジアを中心に充実しており、路線数は22路線(2006年1月現在)で、年間旅客数は約224万人(2004年)。国内線の路線数は25路線で、年間旅客数は約1632万人(乗客と降客の合計 2004年)。国内線、国際線の双方を併せた総旅客数では日本で4番目の約1856万人(2004年)で大阪国際空港とほぼ同じである。九州山口地域の空港輸送のシェアでは、国内旅客47%、国際旅客93%、国内貨物63%、国際貨物97%を占める(2000年)。

なお、余談ではあるがボーディング・ブリッジを日本で一番最初に設置した空港でもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)